重複・多剤服薬を見直しましょう

重複服薬とは

同じ時期に複数の医療機関を受診し、かつ担当医師が他の医療機関での処方内容を把握できなかった場合に、同じ効能の薬が重複して処方され、服薬することです。

多剤服薬とは

必要以上に多くの種類の薬が処方され、服薬することです。

重複・多剤服薬の問題点

  • 副作用が出たり、症状が悪化したりすることがあります。
  • 薬本来の効果が発揮されないことがあります。
  • 無駄な医療費を増やしてしまうこととなり、その結果、国民健康保険税の引き上げに繋がってしまいます。

重複・多剤服薬を防止するために

かかりつけ医・かかりつけ薬局(薬剤師)をもちましょう
  • あなたの日頃の健康状態を良く知っていて、身近で頼りになる「かかりつけ医」をもちましょう。
  • 過去の薬やご相談内容から、体調や体質なども理解したうえで薬を調剤してもらえるよう、また、複数の医療機関にかかっている場合は薬の飲み合わせをチェックしてもらえるよう、お気軽に相談できる「かかりつけ薬局」をもちましょう。
お薬手帳を活用しましょう
  • お薬手帳は、いつ、どこで、どんな薬を処方してもらったかを記録しておく手帳です。すべての薬を把握できるよう、お薬手帳は病院や薬局ごとに使い分けないで一つにまとめ、継続して記録するようにしましょう。

令和6年度和歌山県重複・多剤服薬者等指導支援事業について

重複・多剤服薬や頻回受診をしていると思われる方に対し、和歌山県から委託を受けた和歌山県国民健康保険団体連合会から、健康相談に関するご案内が送付されます。
また、ご案内をお送りした方を対象に、相談員(保健師)が、訪問や電話により健康状況等をお伺いし、必要に応じて通院や服薬管理等の情報提供・アドバイスをさせていただく場合があります。
ご自身の健康管理について見直す機会として、ぜひ文書や健康相談をご活用ください。

このページに関するお問合せ先
串本町役場 住民課 国民健康保険係 TEL: 0735-62-0561 FAX: 0735-62-1804
和歌山県東牟婁郡串本町サンゴ台690番地5