森林経営管理制度について

森林経営管理制度(新たな森林管理システム)が開始されました

国内の森林は、戦後や高度経済成長期に植栽されたスギやヒノキなどの人工林が大きく育ち、木材として利用可能な時期を迎えようとしています。利用可能な森林が増える中、国内の森林資源は、「伐って、使って、植える」という森林を循環的に利用していく新たな時代に入っています。
一方、森林の所有者については小規模・分散的で、長期的な林業の低迷や森林所有者の世代交代等により森林への関心が薄れ、所有者不明森林の増加や境界不明確等により適切に管理されずに荒廃した森林が増えています。
森林の適切な経営管理が行われないと、災害防止や地球温暖化防止など森林の公益的機能の維持増進にも支障が生じることとなります。
このような中、適切な経営管理が行われていない森林の経営管理を、林業経営者に集積・集約化するとともに、それができない森林の管理を市町村が行うことで、森林の経営管理を確保し、林業の成長産業化と森林の適切な管理の両立を図ることを目指し、森林経営管理法が施行されました。

森林経営管理制度の仕組み

森林経営管理制度

出典:林野庁Webサイト(https://www.rinya.maff.go.jp/j/keikaku/keieikanri/sinrinkeieikanriseido.html)このリンクは別ウィンドウで開きます

※森林の土地の所有権を市町村や林業経営者等に移転するものではありません。
※様々な状況を踏まえたうえで委託について判断しますので、必ずしもご希望に沿えるものではありません。

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このページに関するお問合せ先
串本町役場 産業課 農林水産グループ TEL: 0735-62-0558 FAX: 0735-62-6970
和歌山県東牟婁郡串本町サンゴ台690番地5