サンゴ台地区下水道使用料賦課漏れについて(お詫び)

この度、サンゴ台地区における下水道使用料の賦課漏れによって、下水道使用料負担の公正性を損なう事態を招いたこと、また賦課漏れに該当された方々に、遡及して下水道使用料の負担をお願いしなければならなくなり、町民、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことをお詫びします。

1.賦課漏れの発覚

町では、平成31年3月の開栓作業の際に下水道料金の賦課漏れが2件発覚し、下水道料金の賦課漏れ調査を行ないました。その結果、更に5件の賦課漏れがあり、個別に説明を行うとともにお詫びと納付のお願いを行い、ご理解いただいております。 

2.調査

調査方法

令和元年5月に、下水道システムで「現在開栓している世帯」のリスト約320件を打ち出し、上水道システムでの「サンゴ台地区で現在開栓している世帯」のリストと照合を行ない、開栓状況が上水道と下水道で一致していないケースを調査しました。その後、下水道料金システムに登録入力し、賦課漏れ金額を算出しました。

調査結果(令和元年8月現在)

ケース

賦課漏れ期間

賦課漏れ額

賦課漏れ理由

A

35ヶ月

85,673円

開栓対象リストの読み取り漏れ

B

16ヶ月

21,507円

開栓対象リストの読み取り漏れ

C

12ヶ月

16,066円

下水道施設工事業者から下水道使用開始届が提出されていなかった。同時に開栓対象リストの読み取り漏れ

D

25ヶ月

25,920円

開栓対象リストへの掲載漏れ

E

12ヶ月

12,420円

開栓対象リストの読み取り漏れ

F

40ヶ月

43,308円

下水道施設工事業者から下水道使用開始届が提出されていなかった。

(開栓対象リストには新設の場合当時載せていなかった)

下水設備担当と料金担当の間で情報共有がなかった

G

31ヶ月

174,126円

下水道使用開始届は提出されていたが、下水道担当課内で届受付担当と料金担当の連携がとれていなかった

賦課漏れ額合計

379,020円

ケースA~G

3.発生原因と再発防止策

発生原因

  1. 上水道担当課作成の開閉栓対象リストの読み取り漏れ、または掲載漏れ。
  2. 下水道施設工事業者からの届書提出がなく、下水道料金の賦課が遅れる。
  3. 下水道担当課において、下水設備届担当と料金担当の間で情報の共有・連携が不十分。

再発防止策

  1. 今回の賦課漏れ調査の方法で毎月、開栓漏れを更にチェック。
    (開閉栓対象リストのチェックと併せて二重のチェックとなります)
  2. 下水道施設工事業者には工事完了後、速やかに下水道使用開始届等を提出してもらうよう指導(1ヶ月以内)。
  3. 担当課内での情報共有・連携を強化するため、下水道使用開始届を下水設備届担当が受領した後、料金担当が確認印を押した上でファイル等に保存。また、下水設備届担当が把握している情報を料金担当も共有(新設状況など)。

4.対応

  1. 平成27年4月分以降の時効のかからない下水道使用料(既閉栓含む)についても遡及して調査を行ないましたが、この調査においては該当がありませんでした。
  2. 納入通知書発送までに賦課漏れに該当する方々にお詫び申し上げるとともに、過去分の金額や納付方法等について説明を行い、納付いただいております。
  3. 賦課漏れに該当する方々の事情に応じ、協議のうえ納期限の延長および分割納付を可能としています。
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このページに関するお問合せ先
串本町役場 建設課 TEL: 0735-67-7262 FAX: 0735-67-7328
和歌山県東牟婁郡串本町サンゴ台690番地5