株式会社モンベルとの包括連携に関する協定について
株式会社モンベルと串本町は、相互の連携を強化し、自然の恵みを活かしたアウトドア活動等の促進を通じた地域の活性化と串本町民生活の質の向上を目指し、「包括連携に関する協定」を締結しています。
- 協定締結日 平成30年1月31日
協定締結の背景
株式会社モンベルとのつながりは、平成13年の旧古座町時代にさかのぼります。JR古座駅舎付近のカヌー艇庫にはモンベルから購入した100艇を超える様々な種類のカヌーを配備しており、清流古座川でのカヌーレンタル事業や全国初のカヌータクシーが話題となり、多くのアウトドアファンにお越しいただいております。また、モンベルクラブ発足から間もない時期に全国5番目のモンベルフレンドタウンとして、観光事業を中心とした連携を進めてまいりました。
防災面においても、モンベルが平成23年の東日本大震災を契機にライフジャケット「浮くっしょん」を開発すると同時に、南海トラフ巨大地震で大きな被害が想定される串本町立西向中学校に全生徒・教員分100着をご寄付いただきました。平成27年には串本町役場全職員分の「浮くっしょん」を町で購入し、各自職場の座席に配備するなど防災意識の強化と連携を推進しています。
さらなる広い分野での連携を進めるために、両者で協議を行い、包括連携に関する協定を締結することで合意しました。
協定の概要
協定書には、緊密な相互連携のもと、アウトドア活動等の促進により、社会が直面する課題に対応し、串本町内地域の活性化および串本町民生活の質の向上に寄与することを目的として、下記事項について連携し、協力する内容となっています。
- 自然体験の促進による環境保全意識の醸成に関すること
- 子どもたちの生き抜いていく力の育成に関すること
- 自然体験の促進による健康増進に関すること
- 防災意識と災害対応力の向上に関すること
- 地域の魅力発信とエコツーリズムの促進による地域経済の活性化に関すること
- 農林水産業の活性化に関すること
- 高齢者、障がい者等の自然体験参加の促進に関すること