鳥獣害対策に関する支援

農作物鳥獣害防止対策事業補助金について

野生鳥獣(イノシシ・ニホンジカ・ニホンザル等)による農作物への被害を防止するため、耕作されている農地への防護柵や電気柵等の設置費用の一部を補助します。

団体でも個人単位からでも申請が可能ですので、野生鳥獣による被害に悩まされている方は、ぜひご利用ください。

対象者

町内在住の農業者または農業者で組織する集団

要件

町内で耕作されている農地に対して設置する防護柵や電気柵等であること

補助対象経費

耕作されている農地を囲う防護柵や電気柵等の資材購入に要した経費が対象となります。

補助金額

防護柵や電気柵等の資材購入に要した経費の2分の1以内で、上限は10万円、予算の範囲内での補助となります。

留意事項

  • 年度内に設置が完了するもので、原則として5年以上の使用に耐えるものが対象となります。
  • 同じ申請者で複数の耕作地に柵を設置する場合も申請はできますが、年度内の補助金額の上限は10万円となります。
  • すでに設置されている防護柵や電気柵等は補助の対象となりませんので、柵の設置前に申請をお願いします。
  • 設置時の人件費や維持・修繕費用等は対象となりません。
  • 補助を受けた耕作地は、原則として5年間は新たに補助を受けることはできません。ただし、防護柵を電気柵に変更する場合や、防護柵の上段に電気柵を増設するなどの場合は、すでに受けている補助額との差額分は補助対象となります。

電気柵の安全確保のための遵守事項

  • 周囲の人が容易に視認できる位置に見やすい文字で危険表示を行うこと
  • 30v以上の電源(コンセント用の100v等)を供給するときは、電気用品安全法(PSE)の適用を受ける電源装置を使用すること。
  • 公道沿いなどの人が容易に立ち入る場所に設置する場合で、30v以上の電源から電気を供給するときは、危険防止のために、15mA以上の漏電が起こったときに0.1秒以内に電気を遮断する漏電遮断器を設置すること。
  • 容易に開閉できる箇所に、専用の開閉器(スイッチ)を設置すること。

申請様式

鳥獣被害対策支援事業補助金について

野生鳥獣(イノシシ・ニホンジカ・ニホンザル等)による農林作物等への被害を防除するため、有害鳥獣の捕獲に必要な狩猟免許の取得等に係る費用(又は費用の一部)を補助します。

対象者

町内在住の野生鳥獣の捕獲に取り組む農業者等で、次のいずれかに該当し狩猟者登録をした者

  • 有害鳥獣の捕獲に取り組む農業者
  • 有害鳥獣の捕獲に取り組む県鳥獣被害対策アドバイザー受講者
  • 農作物被害の有害鳥獣の捕獲に取り組む者

補助対象経費・補助率

 

対象となる費用

補助金の上限額

わな猟免許試験講習会補助

新 規 10,000円

経験者  5,000円

わな猟免許取得試験補助

受験料の4分の3

銃猟免許補助
(第一種、第二種)

銃猟免許試験講習会補助

新 規 10,000円

経験者  5,000円

猟銃所持許可を受けるための射撃教習費用

        37,000円

※新規に免許を取得される方で、わな猟免許と銃猟免許を併願される場合の講習会補助は、上限が8,500円となります。

申請に必要な添付書類

①わな猟免許試験講習会補助、②わな猟免許取得試験補助

  • 申請年度の狩猟者登録証の写し
  • 狩猟免状の写し
  • わな猟免許試験講習会参加料領収書又はわな猟免許試験受験料領収書の写し
  • 有害鳥獣捕獲に取り組む誓約書

③銃猟免許補助

  • 申請年度の狩猟者登録証の写し
  • 狩猟免状の写し
  • 有害鳥獣捕獲に取り組む誓約書
  • 射撃教習費用及び銃猟免許を取得するための講習会参加費の領収書の写し
  • 猟銃・空気銃所持許可証の写し

申請様式

留意事項

  • 狩猟免許取得年度の10月末日までに申請をお願いします。
  • 銃猟免許補助については、年度内に申請書類がそろわない場合がありますので、産業課まで事前にご相談ください。

地域鳥獣被害防止対策事業費補助金について

野生鳥獣(イノシシ・ニホンジカ・ニホンザル等)による農作物への被害を防止するため、町内の各区が被害防止対策として設置するわな(箱わな・囲いわな)及びわな用のえさの購入費用(又は費用の一部)を補助します。

対象

串本町区長連合会に加入する区長職を定めている区

要件

町内の有害鳥獣による被害に対し、区が実施する被害防止対策であること

補助対象経費・補助率

  1. 町から許可を受けた有害鳥獣捕獲従事者と協力して、有害鳥獣の捕獲に使用するわな(箱わな、囲いわな)の購入代金(当該年度において、1区につき100,000円が限度額)
    なお、わなの仕様による補助率及び補助金額は次のとおりです。

    仕様

    有害鳥獣

    補助率及び補助金額

    大型獣用

    (3㎡以下)

    イノシシ

    シカ

    サル

    2分の1

    わな1基につき50,000円を上限とし、2基まで

    中型獣用

    (2㎡以下)

    サル

    2分の1

    わな1基につき、44,000円を上限とし、2基まで

    小型獣用

    (0.5㎡以下)

    アライグマ

    アナグマ

    ハクビシン 等

    2分の1

    わな1基につき10,000円を上限とし、2基まで

  2. 町が許可する有害鳥獣捕獲従事者と協力して管理するわなに設置するえさの購入代金(当該年度において1区につき48,000円が限度額、補助率は10分の10)

申請に必要な書類

  • 申請書
  • 有害鳥獣の被害を受けたことがわかる写真
  • 協力を依頼する捕獲者の同意書
  • 領収書

申請様式

 

留意事項

・わなの設置及び管理には、町から許可を受けた有害鳥獣捕獲従事者の協力が必要となりますので、事前に協力の同意を得ておいてください。

・他の補助制度を受けている場合は対象となりません。

・わなの維持や修繕費用は対象となりません。

・くくりわなは対象外です。

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このページに関するお問合せ先
串本町役場 産業課 農林水産グループ TEL: 0735-62-0558 FAX: 0735-62-6970
和歌山県東牟婁郡串本町サンゴ台690番地5